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清掃工場の寿命が、たったの一五年

莫大なごみ処理費にあえぐ自治体清掃工場の建設費が、自治体にとってどんなに重い負担になっているのかをわかりやすく話してくださったのは、茨城県のある市の担当課長さんです。三年前に完成した市庁舎の建設費と比較して、こう説明されました。「この市の市庁舎の総工費は七〇億円でした。一方、今度建てる清掃工場の建設費は、用地代を入れずに二〇〇億円です。市庁舎は、おそらく一〇〇年は建て替えずに使え、将来は文化財として保存されるかもしれない立派な建造物です。ところが焼却炉は、二〇〇億円のお金をかけても、たった一五年しかもちません。一五年もてばいいほうで、市民のごみの出し方のルールが守られないと、一〇年でダメになることもあります」二〇〇億円もかけて建設した清掃工場の寿命が、たったの一五年だというのですから、驚かずにはいられません。