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競売によって本当の地価が形成される

千駄ケ谷の更地競売物件を、経済的要因を加味した収益還元法で評価した場合、この程度までなら事業計画を立てられる、と考えて出しだのが私の評価額で、具体的な構想としては、賃貸のオフィスビルでは到底採算に合わず、店舗付マンションなら可能とした。投資原則に立った収益還元法によって、正確に評価された最低競売価額で、利害関係者以外の第三者が落札したとき、はじめて、本当の実勢価格が誕生したことになる。したがって、都心の地価は競売によって決定されるようになる。

[参考サイト]
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それでなければ、本当の地価は確定しえないだろう。東京地裁管内の競売で、昨年九月から十一月にかけての落札リストを見ると、最も多く落札したのはオリックスで、二十件以上の物件を買い入れた。買い入れたといっても、自分で出した競売物件を、入札する人がいないので、自ら落札して買い戻したというのが実情。これらの物件は、すべてワンルームマンションを主とした分譲マンションで、住宅ローンが焦げ付いた不良債権の担保を処分したもの。債権額と買い戻し額の差は、売却損として償却でき、自社以外の抵当権などを抹消できるので、競売にかけるメリットは大きい。